WATCH.
「二軒目も付き合ってくれんの? 良いやつ与会」
「そうは言ってないね?」
「まあ甘いもんでも食いに行こうや」
そう言いながら腕を組まれ、結局だらだらと流されて二軒目のイタリアンバルでティラミスとジェラートを食べていた。
バカなのか私は。
目の前の男はウィスキーのロックを飲んでいる。先程の居酒屋でもそのメニューあった気がするけど。
「美味い?」
「うん、最高」
反射的に返した言葉が合っているのかどうかは兎も角。
「プリンもあるよ。一杯お食べ」
佐野が注文したはずのプリンもこちらへ寄せられる。