春は眩しくて、届かない


この気持ちが陽奈にばれないようにわたしは
すぐに画面を開いて、
いつも通りを装うみたいにメッセージを送った。



『先生長かったー!!』




『ひなもう帰ってる?』



少しして返ってきたのは、



『もう帰ってるよー!』




『先生おつかれさま笑』



その文字は、
いつも通りの陽奈だった。


明るくて、
何も気づいていないみたいな返事。


りのんは小さく息を吐く。


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