【新作】財閥令嬢の私が、三つ子の不良御曹司に世界を教えられるなんて
生まれてから一度も読んだことのなかった恋愛本をそうスイスイ読めるなんてことはなくて。
結局、陽菜からこの本を借りて3日目の今日も私はバイオリンの練習をサボって読みはじめてしまった。
一昨日と昨日でやっと3話あった小話を読み終わって、今日からやっと本編に入れる。
モテ•テク編は意外とすんなり読めてしまった。
とにかく笑顔を大事にして、言葉遣い、服装、髪型、香水にまで気を配って、最高に可愛くなれば良いみたい。彼の好みに合わせられたら尚よし。あと、ここぞと言うときに上目遣いをしたり、さりげなくカッコ良いね、とか、彼を褒める言葉を言うこと。
うん、コーディネートは優斗に頑張ってもらうとして、あとは笑顔と上目遣いと褒め言葉を頑張れば良いのね。
言葉遣いは……やっぱり敬語の方が良いのかしら?
やっと心理テスト編に入れる。
『10個中7つ以上当てはまったらあなたは確実に恋に落ちている!!
1:彼のことを考えるとドキドキする
2:彼のことをついつい目で追ってしまう
3:彼が───── 』
ふむふむ、最初の3つは当てはまりそう。
4つ目の質問を見るためにページをめくろうとすると、急に視界から本が消え、誰かに強くバックハグされた。
あれ、今日優斗は今月分の来客スケジュールの最終確認をメイド長とするから忙しいって言ってなかったっけ?
不思議に思いながら振り返ると、そこには綺麗なお顔にくろーい笑顔を貼り付けた紫苑兄様が。
「俺の可愛い六花ちゃん、恋愛関係の本は読んじゃダメって俺、何度も言ったよね。この本は何?」
うわーん、久しぶりに紫苑兄様を怒らせてしまった……。紫苑兄様は、怒ったときだけくろーい笑顔を貼り付けて私のことを六花ちゃん、と呼ぶ。今日は何時間コースになるんだろう。
結局、陽菜からこの本を借りて3日目の今日も私はバイオリンの練習をサボって読みはじめてしまった。
一昨日と昨日でやっと3話あった小話を読み終わって、今日からやっと本編に入れる。
モテ•テク編は意外とすんなり読めてしまった。
とにかく笑顔を大事にして、言葉遣い、服装、髪型、香水にまで気を配って、最高に可愛くなれば良いみたい。彼の好みに合わせられたら尚よし。あと、ここぞと言うときに上目遣いをしたり、さりげなくカッコ良いね、とか、彼を褒める言葉を言うこと。
うん、コーディネートは優斗に頑張ってもらうとして、あとは笑顔と上目遣いと褒め言葉を頑張れば良いのね。
言葉遣いは……やっぱり敬語の方が良いのかしら?
やっと心理テスト編に入れる。
『10個中7つ以上当てはまったらあなたは確実に恋に落ちている!!
1:彼のことを考えるとドキドキする
2:彼のことをついつい目で追ってしまう
3:彼が───── 』
ふむふむ、最初の3つは当てはまりそう。
4つ目の質問を見るためにページをめくろうとすると、急に視界から本が消え、誰かに強くバックハグされた。
あれ、今日優斗は今月分の来客スケジュールの最終確認をメイド長とするから忙しいって言ってなかったっけ?
不思議に思いながら振り返ると、そこには綺麗なお顔にくろーい笑顔を貼り付けた紫苑兄様が。
「俺の可愛い六花ちゃん、恋愛関係の本は読んじゃダメって俺、何度も言ったよね。この本は何?」
うわーん、久しぶりに紫苑兄様を怒らせてしまった……。紫苑兄様は、怒ったときだけくろーい笑顔を貼り付けて私のことを六花ちゃん、と呼ぶ。今日は何時間コースになるんだろう。