金木犀の奏鳴曲(ソナタ)
3つ、 基礎のルーティン化(音階・開放弦)毎日5分だけでも開放弦や音階(スケール)を練習する。

ユリウス曰く。

「教則本『篠崎』にも、プロの指導者も基礎の重要性を説いる。音階を体に覚え込ませることで、知らない曲を初見で弾く際にも自然と音程が取れるようになる。弓を端から端までまっすぐ使う。音のムラをなくし、均一なスピードで動かすことを意識する」と。

4つ、 レッスンを活用する。

同じ箇所を長時間練習しても改善しない場合は、レッスンで正しい弾き方を教わり、解決の糸口を見つける。

「目新しいことは何もないな。焦る必要はない。エィリッヒもたぶん、同じようなことを言うだろうな」

ユリウスは1通り話した後、穏やかに言った。
< 37 / 56 >

この作品をシェア

pagetop