君の隣で、私になれた


ーーー抹茶カフェ。



食べ歩きを楽しんだあと。


紅羽と調べていた。

有名な抹茶カフェへ入る。


店内いっぱいに。

お茶の香りが広がっていた。



「やばい……!見てこれ!」

紅羽がメニューを開く。

「抹茶パフェ!大きい!」

「さすがに一人一個は無理だろ」

新が笑う。

「食べ歩きしすぎたしね〜」

「じゃあ四人で一個にしよ!」


運ばれてきたパフェは。

想像以上に大きかった。


抹茶アイス。

抹茶ゼリー。

白玉。

わらび餅。


「美味しそう……!」

思わず声が漏れる。

「いただきます!」

4人それぞれ。

自分のスプーンを伸ばす。


一口。

新が止まる。

「苦い」

「子どもか!」

琉生が笑う。

「甘い方が好き」

「えー!意外すぎ!」

紅羽が目を丸くする。

「莉桜と一緒じゃん!」

そう続ける。


「あー、」

琉生が私を見る。

「莉桜はイメージそのままだな」

「甘い好き!けど苦いのも好き!」

もう一口食べる。

「この抹茶は好き!」


「へぇ意外」

「見た目から甘党」

新が言う。

「分かる、甘党すぎる」

琉生も頷く。

「よく言われる」

4人で笑う。


少しずつパフェが減っていく。

最後に残ったのは1口の抹茶アイス。


「よし!じゃんけん!!」

紅羽が立ち上がる。

「最初はグー!」

「じゃんけんぽん!」


「あ。」

琉生だけひとり勝ち。

「うわ、持ってったじゃん!」

「ほんと!」


琉生は笑いながらスプーンを持つ。

そのまま。

アイスへ伸ばして──

止まった。


「……」

私を見る。

「莉桜、食べる?」

「え?」

思わず琉生を見る。

そして聞き返す。



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