あなたは王の器じゃありません 文官令嬢、辺境の地でその才を発揮する
街道を行き来する商人達にしても、魔物討伐軍にしても余程のことがない限りは大きな街道を使う。そのため、復旧が後回しにされているのだろう。
「注意しなければならないのは、退路だ。左右の道が塞がれているから、退却できなくなる可能性もある」
「……なるほど」
たしかに、魔物の勢いによっては、一度退却し、体制を立て直す必要が出てくることもあるだろう。
「この地形なら、補給も気にかけておいた方がいい」
「そうですね。お水はこのあたりで確保できそうですけど……」
ティベルならば、そのあたりもきちんと考えるだろう。狩りの得意な者も把握しているし、騎士団の野草に対する知識も以前よりぐんと増えているはず。補給については、そこまで心配しなくても大丈夫だろうか。
(……なんでだろう。嫌な予感がするのは)
ティベルは、辺境伯領にいて、最新の情報を入手しやすいエルニーナに問い合わせをしてくれたし、情報の提供に際してはドラヴェンの許可も得てくれた。。
ドラヴェンは惜しむことなく知る限りの知識を与えてくれた。古い資料に残っている情報も、機密にせずに王都に教えていいと言ってくれた。
「注意しなければならないのは、退路だ。左右の道が塞がれているから、退却できなくなる可能性もある」
「……なるほど」
たしかに、魔物の勢いによっては、一度退却し、体制を立て直す必要が出てくることもあるだろう。
「この地形なら、補給も気にかけておいた方がいい」
「そうですね。お水はこのあたりで確保できそうですけど……」
ティベルならば、そのあたりもきちんと考えるだろう。狩りの得意な者も把握しているし、騎士団の野草に対する知識も以前よりぐんと増えているはず。補給については、そこまで心配しなくても大丈夫だろうか。
(……なんでだろう。嫌な予感がするのは)
ティベルは、辺境伯領にいて、最新の情報を入手しやすいエルニーナに問い合わせをしてくれたし、情報の提供に際してはドラヴェンの許可も得てくれた。。
ドラヴェンは惜しむことなく知る限りの知識を与えてくれた。古い資料に残っている情報も、機密にせずに王都に教えていいと言ってくれた。