終わる世界は君色に染まる

そう聞いていた通り、あっけなく目的の星に着いてしまった。

初めて見る別の星に、俺は目を奪われた。



「……こんな世界、本当にあったんだ……」



ITが発達する地球ではあまり見ることができない自然が一面に広がっていたのだ。



「……綺麗」



あまりの圧巻にそれしか言葉が出なかった。



「今日はここに基地を作るからもう休んでいいぞ」

「わかりました」



上司に自由を与えられ、俺は周りを見渡しながら歩く。



「少しぐらいなら歩いても構わんがあまり遠くへは行くなよ」



俺の様子を見ていた上司が言った。

その言葉を合図に森の中に向かって歩き出した。


ここは植物や鳥などの動物、水や花までありとあらゆる自然を集めた楽園だった。

どれも地球ではあまり見ることのできない景色に興奮を隠せなかった。


地球に存在する動物園や水族館などは全て作られたもの。

つまり、アンドロイドだ。
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