Hidden love.
「まだ始まりだけど、出会った当初より全然幸せそうで、俺は嬉しい」
「そう見える?」
「見える。俺のおかげって、自惚れてもいい?」
そう言いながら私の手をテーブルの上から優しく掬い、握ってくる。それから親指で少し優しく撫でて、私のことを慈しむような目で見つめてくる。
この人の優しいところも、時々嫌じゃない程度に踏み込んでくる強引さも好きだったりする。
「…自惚れても、いいのかもね」
「やった」
そう言って喜ぶ彼に思わず笑ってしまう。素直な愛らしいところも好きで、彼といると自然に笑顔になるから。
「いい年した大人が恋に浮かれて馬鹿みたいよね。恥ずかしい」
「恋には何歳になって浮かれてもいいだろ。好きな人と毎日一緒にいるって状況で浮かれない人間なんているか?」
「倦怠期とかマンネリとか、そんな言葉知らないの?」
「んだ、それ。くだらねぇ」
くだらねぇと一蹴する彼。そんなところには少し呆れる。
頭の中ではいろいろ考えているくせに、人に弱さを見せようとしないところは私もこの人も同じなのだと思う。
いつか壁にぶつかることは、遅かれ早かれやってくると思うけれど、今はそんなこと考えず、この状況に浮かれて見てもいいのかもしれない。
「そう見える?」
「見える。俺のおかげって、自惚れてもいい?」
そう言いながら私の手をテーブルの上から優しく掬い、握ってくる。それから親指で少し優しく撫でて、私のことを慈しむような目で見つめてくる。
この人の優しいところも、時々嫌じゃない程度に踏み込んでくる強引さも好きだったりする。
「…自惚れても、いいのかもね」
「やった」
そう言って喜ぶ彼に思わず笑ってしまう。素直な愛らしいところも好きで、彼といると自然に笑顔になるから。
「いい年した大人が恋に浮かれて馬鹿みたいよね。恥ずかしい」
「恋には何歳になって浮かれてもいいだろ。好きな人と毎日一緒にいるって状況で浮かれない人間なんているか?」
「倦怠期とかマンネリとか、そんな言葉知らないの?」
「んだ、それ。くだらねぇ」
くだらねぇと一蹴する彼。そんなところには少し呆れる。
頭の中ではいろいろ考えているくせに、人に弱さを見せようとしないところは私もこの人も同じなのだと思う。
いつか壁にぶつかることは、遅かれ早かれやってくると思うけれど、今はそんなこと考えず、この状況に浮かれて見てもいいのかもしれない。