Hidden love.
Episode7
うちの両親への挨拶当日。
大樹に緊張している様子はなかったけれど、いつもよりそわそわはしていた。
「なあ、どっちのスーツがいいかな?」
「ネイビーの方じゃない?」
「ネクタイは? こっち? それともこっち?」
「こっち」
「靴下は…」
「落ち着け。いつも通りでいい」
「はい」
スーツにキャラクター物の靴下でも履いていかない限り、何か思うほうでもない。そんなところ、うちの両親は重視しないからだ。
そわそわと落ち着かない大樹に少し笑って、私も準備を進めていた。来週には大樹の方のご実家に挨拶を行く予定だから、逆の立場になるかもしれない。
両親には大樹を連れていく話はしてある。当然驚いてはいたし、何故? と困惑している様子もあった。
当然のことだと思う。今まで何も関わりがなかった大樹の名前が急に上がって、それも結婚したいと考えているなんて言われたら。
当然、連絡を取り合った時には、航平とのことはもう大丈夫なのかなどは聞かれた。
それに対し、大丈夫だと答えると、それ以上の言及はされなかった。
変わらず、不安はないけれど、罪悪感だけはずっと残っている。心配をかけてしまったなという。
今日は少しでも、もう心配することはないと伝えたい。
大樹に緊張している様子はなかったけれど、いつもよりそわそわはしていた。
「なあ、どっちのスーツがいいかな?」
「ネイビーの方じゃない?」
「ネクタイは? こっち? それともこっち?」
「こっち」
「靴下は…」
「落ち着け。いつも通りでいい」
「はい」
スーツにキャラクター物の靴下でも履いていかない限り、何か思うほうでもない。そんなところ、うちの両親は重視しないからだ。
そわそわと落ち着かない大樹に少し笑って、私も準備を進めていた。来週には大樹の方のご実家に挨拶を行く予定だから、逆の立場になるかもしれない。
両親には大樹を連れていく話はしてある。当然驚いてはいたし、何故? と困惑している様子もあった。
当然のことだと思う。今まで何も関わりがなかった大樹の名前が急に上がって、それも結婚したいと考えているなんて言われたら。
当然、連絡を取り合った時には、航平とのことはもう大丈夫なのかなどは聞かれた。
それに対し、大丈夫だと答えると、それ以上の言及はされなかった。
変わらず、不安はないけれど、罪悪感だけはずっと残っている。心配をかけてしまったなという。
今日は少しでも、もう心配することはないと伝えたい。