Hidden love.
「大樹くんのこと、何か疑ったりするわけでもないんだけど、一応どうして清花と結婚という話になったのか、とか聞いてもいい? 親心としては…、やっぱり前回のような思いはしてほしくなくて」
母の言葉で、和やかだった雰囲気はまた緊張した。同時に、やっぱりすごく心配かけてしまっていたと実感した。
航平との話があった時、何度も頻繁に連絡をくれていたのは母だった。電話をする度に許せないと何度も怒りを顕にし、私以上に私の身の回りの男性には警戒心を抱いている。
大樹はそんな母に真っ直ぐ見つめ返し、ふと微笑む。
「お恥ずかしい話ですが、ずっと好きなんです。彼女が前回のお相手と婚約する前から。起業したのも、彼女の隣に自信持って立てるようになりたくて…。僕がすることは、ほとんど清花さんが中心にいて、彼女のために生きていると言っても過言では無いです」
聞いているこっちが恥ずかしい。あまりにも大きな愛にうちの両親すらも口があんぐりと空いてしまっている。
私は両手で顔を覆い、顔の赤さを隠していた。
「どうして、そこまで清花を? 高校時代から一度別れて、それから十何年と経つだろう?」
「その間もずっと、僕の中には清花さんだけですから。彼女以上の人なんていないんです」
この場凌ぎで吐いたのではないかと思うような、他の人なら疑ってしまいそうな言動も、何故か大樹から聞くと信じたくなる。
彼ほど、私を好きになってくれる人はいるのだろうか。いや、きっといない。
母の言葉で、和やかだった雰囲気はまた緊張した。同時に、やっぱりすごく心配かけてしまっていたと実感した。
航平との話があった時、何度も頻繁に連絡をくれていたのは母だった。電話をする度に許せないと何度も怒りを顕にし、私以上に私の身の回りの男性には警戒心を抱いている。
大樹はそんな母に真っ直ぐ見つめ返し、ふと微笑む。
「お恥ずかしい話ですが、ずっと好きなんです。彼女が前回のお相手と婚約する前から。起業したのも、彼女の隣に自信持って立てるようになりたくて…。僕がすることは、ほとんど清花さんが中心にいて、彼女のために生きていると言っても過言では無いです」
聞いているこっちが恥ずかしい。あまりにも大きな愛にうちの両親すらも口があんぐりと空いてしまっている。
私は両手で顔を覆い、顔の赤さを隠していた。
「どうして、そこまで清花を? 高校時代から一度別れて、それから十何年と経つだろう?」
「その間もずっと、僕の中には清花さんだけですから。彼女以上の人なんていないんです」
この場凌ぎで吐いたのではないかと思うような、他の人なら疑ってしまいそうな言動も、何故か大樹から聞くと信じたくなる。
彼ほど、私を好きになってくれる人はいるのだろうか。いや、きっといない。