レディ・マーメイド
滞りなく会は終了し、樹莉はゲストの忘れ物がないかをチェックしつつお見送りする。
「樹莉さん、今夜はありがとう。またロイヤルクレストにも遊びに来て。神谷さんが連れて来いってうるさくてさ」
苦笑いする黒木に、樹莉も「また伺わせてください。神谷さんにもよろしくお伝えくださいね」と答えた。
最後に和田が樹莉のもとにやって来る。
「小早川さん。できれば今夜はここに泊まっていこうかと思うんだ。部屋の下見も兼ねて。空いている部屋はあるかな?」
「確認してまいりますね。少々お待ちいただけますか?」
樹莉はすぐさまバンケットマネージャーに相談した。
「それなら小早川さんがフロントに下りて手配してくれる? 支配人を通して、空いていればスイートルームを」
「かしこまりました」
樹莉は急いでロビーに下りると、チェックインカウンターに近づき、顔見知りのフロントスタッフに声をかけた。
「あら、樹莉ちゃん。エキスポ説明会、お疲れ様」
「お疲れ様です。ゴールデンワールドホテルの和田社長が、本日急遽こちらで宿泊をご希望です。支配人を通してスイートルームを手配するようにとバンケットマネージャーから言われました」
「そうなのね、すぐに手配します」
手際よく端末を操作しつつ、内線で支配人と連絡を取り、スタッフは運よく空いていたスイートルームのキーを樹莉に渡した。
「ご案内は樹莉ちゃんにお任せしていいかしら? ポットのお湯や加湿器もまだ設定していないの」
「かしこまりました。やっておきますね」
ありがとうございましたと挨拶して、樹莉はバンケットホールに戻った。
「樹莉さん、今夜はありがとう。またロイヤルクレストにも遊びに来て。神谷さんが連れて来いってうるさくてさ」
苦笑いする黒木に、樹莉も「また伺わせてください。神谷さんにもよろしくお伝えくださいね」と答えた。
最後に和田が樹莉のもとにやって来る。
「小早川さん。できれば今夜はここに泊まっていこうかと思うんだ。部屋の下見も兼ねて。空いている部屋はあるかな?」
「確認してまいりますね。少々お待ちいただけますか?」
樹莉はすぐさまバンケットマネージャーに相談した。
「それなら小早川さんがフロントに下りて手配してくれる? 支配人を通して、空いていればスイートルームを」
「かしこまりました」
樹莉は急いでロビーに下りると、チェックインカウンターに近づき、顔見知りのフロントスタッフに声をかけた。
「あら、樹莉ちゃん。エキスポ説明会、お疲れ様」
「お疲れ様です。ゴールデンワールドホテルの和田社長が、本日急遽こちらで宿泊をご希望です。支配人を通してスイートルームを手配するようにとバンケットマネージャーから言われました」
「そうなのね、すぐに手配します」
手際よく端末を操作しつつ、内線で支配人と連絡を取り、スタッフは運よく空いていたスイートルームのキーを樹莉に渡した。
「ご案内は樹莉ちゃんにお任せしていいかしら? ポットのお湯や加湿器もまだ設定していないの」
「かしこまりました。やっておきますね」
ありがとうございましたと挨拶して、樹莉はバンケットホールに戻った。