失恋した夜、三白眼のエリート海上自衛官に恋しました
少し大きめの白いTシャツにネイビーのスラックス。
そして広い肩、筋肉の蓄えられたたくましい二の腕。
腕をよく見ると、弾力のありそうな血管が浮き出ていて、より一層筋肉質な腕であることをわからせられる。
全体的に日に焼けた肌は健康的な印象を受ける。
そして──忘れられなかったあの三白眼。
久瀬洋一。
あの日出会った彼がそこにいた。
私が久瀬さんを驚いたように見ると、一瞬、彼もまた同じような表情をしていた。
けれどすぐに、落ち着いた表情へ戻った。
「……朝倉さん、ですよね」
抑揚のない声で、私の名前を呼ぶ。
「はっ、はいっ、……え、覚えていたんですか?」
思わず聞いてしまう。
美咲が男性陣に座るように促すと、久瀬さんは私の目の前に座る。
「当たり前だろ」
その一言に、一気に顔面が真っ赤になったに違いない。
周囲の声が遠くなっていく。
美咲と里香が笑いながらメニューを見ている。
他の男性陣も笑って、一緒になってすっかり会は始まっているようだ。
なのに、全く会話が耳に入らない。
久瀬さんが私の名前を覚えていた。
「朝倉さん? と知り合いなのか?」
真ん中に座る、目元がパッチリとした爽やか系のイケメンが尋ねる。
久瀬さんはその鋭いのに優しい柔らかさを含んだ瞳で私を見つめた。
「あぁ。少し前に知り合った」
そして広い肩、筋肉の蓄えられたたくましい二の腕。
腕をよく見ると、弾力のありそうな血管が浮き出ていて、より一層筋肉質な腕であることをわからせられる。
全体的に日に焼けた肌は健康的な印象を受ける。
そして──忘れられなかったあの三白眼。
久瀬洋一。
あの日出会った彼がそこにいた。
私が久瀬さんを驚いたように見ると、一瞬、彼もまた同じような表情をしていた。
けれどすぐに、落ち着いた表情へ戻った。
「……朝倉さん、ですよね」
抑揚のない声で、私の名前を呼ぶ。
「はっ、はいっ、……え、覚えていたんですか?」
思わず聞いてしまう。
美咲が男性陣に座るように促すと、久瀬さんは私の目の前に座る。
「当たり前だろ」
その一言に、一気に顔面が真っ赤になったに違いない。
周囲の声が遠くなっていく。
美咲と里香が笑いながらメニューを見ている。
他の男性陣も笑って、一緒になってすっかり会は始まっているようだ。
なのに、全く会話が耳に入らない。
久瀬さんが私の名前を覚えていた。
「朝倉さん? と知り合いなのか?」
真ん中に座る、目元がパッチリとした爽やか系のイケメンが尋ねる。
久瀬さんはその鋭いのに優しい柔らかさを含んだ瞳で私を見つめた。
「あぁ。少し前に知り合った」