地味な私が人気者の幼なじみに溺愛されています。

「違うよ。」

私は首を振る。

「皐月は悪くない。」

「悪い。」

「悪くない!」

「悪い。」

「子供じゃないんだから……やめよう。」

思わず笑ってしまう。

すると皐月も少し笑った。

昔と同じ空気。

小さい頃から何度もこんなやり取りをしてきた。

喧嘩してもすぐ仲直りして。

一緒に帰って。

一緒に遊んで。

気づけばいつも隣にいた。


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