ネックとプロポーズ
和泉くんを気にしている自分がいることを、日ごとに感じた。



そして、初めてキスをした日に抱きしめられて、和泉くんの腕の中にいると、あることに気がついた。



和泉くんの首元が、とても魅力的だということ。



このぬくもりを独占したい。

この魅力を、誰にも教えたくない。



そう思うと、心の底から安心した。



(あぁ、和泉くんへの気持ちは恋なんだな)






「瑠衣さん、何考えてるの?」
と、和泉くんが私の頭にキスをする。



いつの間にか、考え事をしていたらしい。

和泉くんのベッドの中で、伸び縮みするような感覚になる年齢差のことから、和泉くんへの恋心を再確認していたなんて言えるわけもなく、
「内緒」
と、答えた。



ちょっとだけ意味深な感じを含ませることも忘れない。

大人っぽさって大切だと思っている。

だけど本当の大人の女は、そんな計算なんかしないかもしれないけれど……。



私は和泉くんの首元に顔を寄せた。
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