─美形ストーカーの狂愛─歪んだ愛が迫り来る。
みんなの視線なんてものともしない愁くんは、上機嫌でズンズンと私をお姫様抱っこしたまま教室に向かう。
「あの…愁くん…そろそろ降ろしてもらって…いいかな?
みんな見てるし…恥ずかしいし…」
「大丈夫だよ、みんな俺たちを祝福しているだけだよ
こんなに抱きついてくる可愛い乃愛を離すなんてもったいない…
あぁ…どーしようか?今日はこのまま授業を受けるのもありだよね…」
うっとりとしている彼はまったく私の話を聞く気がない
このまま授業…?むりむりむりっ!
だけど目の前でうっとりしている狂った愁くんなら…やりかねない……。
焦った私は
「み、見てよっ!あの人たちも私たちをすっごく見てるよっ…
愁くんっ!私は恥ずかしいのっ!」
すると…見る見るうちに愁くんの雰囲気が冷たくなっていく…。
あれ…なんかやばい…?
と思った時にはもう遅かった。