【長編版】冷徹弁護士の甘い執着〜八年前の初恋相手に、もう一度捕らわれる〜
彼の手を取り、廊下を少し進んだ部屋へと向かう。扉を開けると、そこにはホテルのスイートルームかと思うような洗練されたゲストルームが広がっていた。ゆったりと眠れそうなサイズのベッドに、品の良い調度品。正樹がクローゼットの扉を開けると、麻里は目を丸くした。
「これって……」
「クローゼットの中のものは全て自由に使ってくれ。サイズは合うだろう。最低限の衣服は揃えてあるし、洗面台には基礎化粧品も一通り用意してある。足りなかったら言ってくれ」
麻里はクローゼットの中に並ぶ何着もの上質な衣服を見つめた。どれもシンプルで麻里の好みに合いそうなものばかりで、正樹の言う通りサイズもピッタリだ。
「あの、正樹さん……これ、いつの間に用意したんですか? だって私が助けてって連絡してから、まだ数日しか……」
恐る恐る問いかけると、正樹は形の良い唇を満足そうに歪めて微笑んだ。
「さあな」
色気をはらんだ笑みに、麻里の顔は沸騰しそうなほど熱くなる。
すると正樹は麻里の手を取り、その手に唇を落とした。
「不自由をさせてしまうから、せめて家の中では好きに過ごしてくれ」
「は、はい……。ありがとう、ございます」
彼の甘い言葉に思わず俯くと、正樹がくすりと笑った。
「これって……」
「クローゼットの中のものは全て自由に使ってくれ。サイズは合うだろう。最低限の衣服は揃えてあるし、洗面台には基礎化粧品も一通り用意してある。足りなかったら言ってくれ」
麻里はクローゼットの中に並ぶ何着もの上質な衣服を見つめた。どれもシンプルで麻里の好みに合いそうなものばかりで、正樹の言う通りサイズもピッタリだ。
「あの、正樹さん……これ、いつの間に用意したんですか? だって私が助けてって連絡してから、まだ数日しか……」
恐る恐る問いかけると、正樹は形の良い唇を満足そうに歪めて微笑んだ。
「さあな」
色気をはらんだ笑みに、麻里の顔は沸騰しそうなほど熱くなる。
すると正樹は麻里の手を取り、その手に唇を落とした。
「不自由をさせてしまうから、せめて家の中では好きに過ごしてくれ」
「は、はい……。ありがとう、ございます」
彼の甘い言葉に思わず俯くと、正樹がくすりと笑った。