君といた日々。
8
「何の魔法を教えてくれるの?」

「水魔法!基礎の魔法しか教えれないけど…」

「充分だよ!ありがとう!」

「んふふっじゃあまずは、水の魔法を教えるね。」

「ありがとう!」

僕は、水魔法を覚える為、特訓を始めた。

最初の壁は、魔力の貯め方とイメージの仕方だった。

水魔法のイメージは、花魔法より難しかった。

花は固体でイメージしやすかったが、水は液体だ。
中々イメージができない。

フィオナに聞いたところ、

「う〜ん…確かに水はイメージしにくいよね。水の波紋とか、滴とかをイメージするといいと思う!それでも難しいけどねっ!」
と笑顔で言われた。

家に帰り、お風呂で波紋や、滴を見るようにすると、イメージがしやすくなり、水魔法の素を作ることができた。

それを2日繰り返した後、
水魔法を教わった。

同じ工程で水魔法の素を作り、それから刃、弓、自分を守る膜などを作る。

そんな事を繰り返していたら、あっという間に2週間経っていた。

フィオナが、水魔法を教えてくれると言ってから2週間。

僕は、水魔法を4つ覚えることが出来た。

「ふぅ、疲れた…」

「凄いよシェイド!もう4つも覚えるなんて!」

拍手をされながら褒められるのは初めてで、嬉しい気持ちと達成感でいっぱいになった。

「そうかな?ありがとう。」

「魔力も結構使ったから、休も!」
とフィオナが木陰の方へと歩き出した。

何かお礼がしたいと思った僕は、
「なら、僕の家に行こうよ!」
と言った。

「え、いいの、?お母さんとか、お父さん、私を気持ち悪がってない?」

「大丈夫!お母さんが、連れてきても大丈夫だよって言ってたから。」

「じゃあ、行こうかな!」

こうしてフィオナと一緒に、僕の家へと歩き出した。
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