君といた日々。
約束と受け継がれる想い。
1
家を出てから10分。
僕の家から図書館まで、歩きで40分掛かるところにある。
今日は、大人でも少し疲れる距離を歩いていかないといけない。
いつもは自転車か、バスで行く。
けれど、自転車は壊れていて修理に出していて乗
れない。
バスは、今日はお休み。
こういう時に限って、ついていない。
フィオナはそれでも楽しそうに、手をブンブンと振りながら、元気よく行進している。
「ねぇ、ここから遠いの?」
明るい声が僕の耳に届く。
やっぱり嫌だったかな。
「遠いよ〜…凄く歩くんだ…ごめんね?」
こんなに歩かせるつもりもなかった。
「ねぇ?」
バスが今日、お休みじゃなかったら…
と、自分を責めてしまう。
「ねぇ!」
そんな事をしても何もならないのに。
「ねぇってば!」
「っ?!何?」
急に目の前にフィオナが現れてびっくりした。
どうやら自分を責めすぎて、フィオナの声掛けに気付かなかったようだ。
「やっと反応した!もうっ!」
ほっぺを膨らませて怒っている。
「ご、ごめん、ごめん!どうしたの?」
「なんか暗い顔してたから、どうしたの?って聞こうと思ったの!」
「あ、そうだったの…?」
そんなに暗い顔をしていたのか。
「何で、暗い顔してるの?」
「いや…バスがお休みじゃなかったらなって。こんなに歩かせるつもり無かったのになって…」
そう言うとフィオナは、ふっと笑いだした
「なーんだ!そんな事か!」
「え、」
戸惑う僕に、フィオナは続けて言った。
「私、シェイドといれば、全然歩くのも楽しいよ?だから、暗い顔しないで!」
「…うん!」
先程までの暗く、濁った水のような心が、一気に浄化されたような気がした。
フィオナの言葉は凄い。
どんなこともプラス思考に変えてくれる。
フィオナと友達になれて本当に良かった。
そう思っていたら、フィオナが何かを思いついたような顔で僕に言った。
「…ねぇ!ちょっと浜辺の方に行こっ!」
「ん?いいけど、なんで?」
「いいから、いいから!」
フィオナは、浜辺の方へと進行方向を変え、僕もそれについていった。
家を出てから10分。
僕の家から図書館まで、歩きで40分掛かるところにある。
今日は、大人でも少し疲れる距離を歩いていかないといけない。
いつもは自転車か、バスで行く。
けれど、自転車は壊れていて修理に出していて乗
れない。
バスは、今日はお休み。
こういう時に限って、ついていない。
フィオナはそれでも楽しそうに、手をブンブンと振りながら、元気よく行進している。
「ねぇ、ここから遠いの?」
明るい声が僕の耳に届く。
やっぱり嫌だったかな。
「遠いよ〜…凄く歩くんだ…ごめんね?」
こんなに歩かせるつもりもなかった。
「ねぇ?」
バスが今日、お休みじゃなかったら…
と、自分を責めてしまう。
「ねぇ!」
そんな事をしても何もならないのに。
「ねぇってば!」
「っ?!何?」
急に目の前にフィオナが現れてびっくりした。
どうやら自分を責めすぎて、フィオナの声掛けに気付かなかったようだ。
「やっと反応した!もうっ!」
ほっぺを膨らませて怒っている。
「ご、ごめん、ごめん!どうしたの?」
「なんか暗い顔してたから、どうしたの?って聞こうと思ったの!」
「あ、そうだったの…?」
そんなに暗い顔をしていたのか。
「何で、暗い顔してるの?」
「いや…バスがお休みじゃなかったらなって。こんなに歩かせるつもり無かったのになって…」
そう言うとフィオナは、ふっと笑いだした
「なーんだ!そんな事か!」
「え、」
戸惑う僕に、フィオナは続けて言った。
「私、シェイドといれば、全然歩くのも楽しいよ?だから、暗い顔しないで!」
「…うん!」
先程までの暗く、濁った水のような心が、一気に浄化されたような気がした。
フィオナの言葉は凄い。
どんなこともプラス思考に変えてくれる。
フィオナと友達になれて本当に良かった。
そう思っていたら、フィオナが何かを思いついたような顔で僕に言った。
「…ねぇ!ちょっと浜辺の方に行こっ!」
「ん?いいけど、なんで?」
「いいから、いいから!」
フィオナは、浜辺の方へと進行方向を変え、僕もそれについていった。