アタタメマスカ?
「えっ? そうなんですかっ?」

朝方さんが、今迄で一番大きな声を上げた。

「見えないでしょ? 一度は人並みの幸せ掴んでたなんて」

「いや、なんか真幌さんてホワンとしてるからビックリ。……人妻だったとは」

それは褒められてるの?

「でも離婚が正解な時もあるだろうし。お子さんいなくて良かったですね」

朝方さんも喉が渇いたらしく、汗を拭いながら目の前のコンビニに入っていく。

「ママー、アイス買って!」


入口で、3才位の女の子がお母さんの手を引いて駄々をこねている所に遭遇した。
その横をすり抜けた朝方さんは、冷たい飲料を手に取って私を見た。


「真幌さん、どうしたの?」



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