アタタメマスカ?
いつもと同じ朝方さんの第一声に、思わず、目が点になる私。

チョコ溶けちゃうよ。

「あ………」

朝方さんは、温める商品が無い事に気付いて、「失礼しました!」と、顔を赤くしながらバーコードを読み取っていた。

いつもは冷たい感じのする唇が、微かに緩んでいた。
へぇ。この人、こんな顔もするんだ。
というか、


「……相当、お疲れのようですね」


目が眠そう。
きっと、昼は学校かWワークなのね。

朝方さんは照れ笑いを浮かべた。


「はい。実は、さっき立ったまま眠ってました」


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