称賛を浴びる
 特進クラスの同級生が表彰を受けた。化学部の活動が認められたらしい。こういう賞は大学の推薦にも有利だ。くそ、賢い奴だったが、国語はてんでダメなので侮っていた。
 放課後、理科室を訪ねると彼は一人で実験をしていた。
「一度でいいから俺も称賛を浴びてみたいもんだね」
 俺は皮肉っぽく零した。
「そんなの簡単だろ」
 彼は薬品庫から瓶を取り出す。HNO3——《硝酸》と書かれた瓶を開けるとそいつは俺の頭に
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop