腕まくりイケメンバーテンダーの秘密
ぼんやりしてると、彼がジャケットを脱ぎ、いつものバーテンダースタイルになっていることに気付く。そして窓際に立つ私に歩み寄り、体を屈めて顔を近付けた。スタンドライトの灯りが、彼の綺麗に整った顔立ちを浮かび上がらせる。
「菜津さん、どうすれば俺の手に落ちてくれますか?」
そう言うと、彼はまるで私に魅力的な腕を見せつけるかのように、シャツを捲った。
このまま騙されてしまったら、きっとまた痛い目に遭う。いくら助けてもらった相手とはいえ、蒼宮君はチャラくて怪しいバーテンダーなのに。
いったい、どうすれば……。
窮地に立たされ、思わず目を閉じる。すると彼は私の腕を再び掴み、どこかへ誘導した。軽く瞼を開けると、カウンター席にあるバーチェアーの前だった。
「座って」
素直に椅子へ腰かける。彼はカウンターへ向かい、何やらお酒の準備を始めた。アルコールの力で不安を和らげるつもりだろうか。
彼がシェイカーを振る。いつものように彼の腕はとてもしなやかで、綺麗な動きを見せた。
もしかして、この姿を独占して見られるって、ちょっと幸せなの……?
何をされるか分からない状況下、危機感のない感情が浮かんでくる。
「菜津さん、どうすれば俺の手に落ちてくれますか?」
そう言うと、彼はまるで私に魅力的な腕を見せつけるかのように、シャツを捲った。
このまま騙されてしまったら、きっとまた痛い目に遭う。いくら助けてもらった相手とはいえ、蒼宮君はチャラくて怪しいバーテンダーなのに。
いったい、どうすれば……。
窮地に立たされ、思わず目を閉じる。すると彼は私の腕を再び掴み、どこかへ誘導した。軽く瞼を開けると、カウンター席にあるバーチェアーの前だった。
「座って」
素直に椅子へ腰かける。彼はカウンターへ向かい、何やらお酒の準備を始めた。アルコールの力で不安を和らげるつもりだろうか。
彼がシェイカーを振る。いつものように彼の腕はとてもしなやかで、綺麗な動きを見せた。
もしかして、この姿を独占して見られるって、ちょっと幸せなの……?
何をされるか分からない状況下、危機感のない感情が浮かんでくる。