腕まくりイケメンバーテンダーの秘密
「も、もちろん。だって、大手酒造メーカーの……」
「主に洋酒を扱っていて、カウンターにあるのも商品の一部です。父親の後を引き継ぐた
め、最近、専務に就任しました。実は、菜津さんを騙した城崎とも昔からの知り合いです」
次から次へと明かされる真実に頭がついていかない。
「えっと。あの……蒼宮君の仕事はバーテンダーだとばかり……」
「あの店は自社で運営している店舗なので。学生時代にバイトでバーテンダーの仕事を覚えて、時々、お客様の反応を見たくて店に立つようにしています」
「それじゃ、私も反応を見られて……」
「何度か見かけているうちに、菜津さんだと気付いて。いつ声をかけようかと、ドキドキでした」
蒼宮君は名刺を持って棒立ちしたままの私に歩み寄り、片手で私の頬に触れた。
彼から熱い眼差しで視線を捕らえられ、身動きできなくなる。
「今度こそ、信用してもらえますか? まずは一杯ご馳走しますね」
「主に洋酒を扱っていて、カウンターにあるのも商品の一部です。父親の後を引き継ぐた
め、最近、専務に就任しました。実は、菜津さんを騙した城崎とも昔からの知り合いです」
次から次へと明かされる真実に頭がついていかない。
「えっと。あの……蒼宮君の仕事はバーテンダーだとばかり……」
「あの店は自社で運営している店舗なので。学生時代にバイトでバーテンダーの仕事を覚えて、時々、お客様の反応を見たくて店に立つようにしています」
「それじゃ、私も反応を見られて……」
「何度か見かけているうちに、菜津さんだと気付いて。いつ声をかけようかと、ドキドキでした」
蒼宮君は名刺を持って棒立ちしたままの私に歩み寄り、片手で私の頬に触れた。
彼から熱い眼差しで視線を捕らえられ、身動きできなくなる。
「今度こそ、信用してもらえますか? まずは一杯ご馳走しますね」