久我くんの過保護が止まらない!
その様子を見ていた陽菜は、困惑した様子で尋ねた。

「えーっと……弟、さん?」

湊が即座に否定する。

「知らん」

渚が反応してぱっと振り返った。

そして―――

「え?」

固まった。

「え?」

陽菜を見た。

もう一度見た。

さらに見た。

まじまじと見た。

そして。

「えええええええええ!?」

今度は渚が叫んだ。

教室が静まる。

「兄ちゃん!」

「今度はなんや」

「陽菜さん!?」

「せやけど」

「本物!?」

「はぁ?何がや。

そもそもニセモンおらんねん」

渚は頭を抱えた。

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