久我くんの過保護が止まらない!
途中、湊へ向かって手を振った。

「兄ちゃん後で話そーね!」

「話さん」

「なんで!?」

「なんでやと思う?」

即答だった。

しかし渚は全く堪えていない。

陽菜は頭を抱えた。

周囲のクラスメイトたちは。

もう完全に授業どころではなかった。

「え、待って」

「情報量」

「多すぎる」

「不倫って言った?」

「言った」

「兄弟?」

「たぶん」

「いや意味分からん」

ひそひそひそひそ。

止まらない。

「静かにしろ!!」

佐々木が怒鳴る。

「ホームルーム中だぞ!!」

渚が席に座りながら陽菜へ視線を向けた。

きらきらの目。

完全に興味津々である。

嫌な予感しかしない。

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