久我くんの過保護が止まらない!
ただ、少しだけ胸が痛かった。
「何の話しとるん?」
その時、低い声が教室に響いた。
教室の入口からだった。
全員が振り返る。
そこには、紙パックの牛乳を片手に持った湊が立っていた。
無表情のままの、いつもの顔。
だけど、陽菜には分かった。
今は機嫌がすこぶる悪い。
「兄ちゃん!」
渚が立ち上がる。
「見つけた!」
「見つけんでええ。
てか俺にもう関わんな」
即答だった。
そのまま陽菜の席へ歩いてくる。
そしていつものように、陽菜の後ろへ回り込んだ。
顎を陽菜の頭の上に乗せる。
「重いってば」
「今日の弁当。」
いつものやつだった。
いつも通りすぎる風景。
だからこそ、周囲のクラスメイトたちは少しだけ安心していた。
変な噂が広がっていても、湊自身は変わらない。
そして、陽菜も変わらない。
それだけで救われる気がした。
「何の話しとるん?」
その時、低い声が教室に響いた。
教室の入口からだった。
全員が振り返る。
そこには、紙パックの牛乳を片手に持った湊が立っていた。
無表情のままの、いつもの顔。
だけど、陽菜には分かった。
今は機嫌がすこぶる悪い。
「兄ちゃん!」
渚が立ち上がる。
「見つけた!」
「見つけんでええ。
てか俺にもう関わんな」
即答だった。
そのまま陽菜の席へ歩いてくる。
そしていつものように、陽菜の後ろへ回り込んだ。
顎を陽菜の頭の上に乗せる。
「重いってば」
「今日の弁当。」
いつものやつだった。
いつも通りすぎる風景。
だからこそ、周囲のクラスメイトたちは少しだけ安心していた。
変な噂が広がっていても、湊自身は変わらない。
そして、陽菜も変わらない。
それだけで救われる気がした。