久我くんの過保護が止まらない!
さっきまで湊の心配をしていた人とは思えないくらい、目が輝いていた。

「見て見て、

十パーセント引きクーポン!」

財布から大事そうに取り出して見せてくる。

湊はそれを見て少しだけ口元を緩めた。

「今日使うために取っておいたんだ~!」

しかも今日は条件がいい。

なぜなら。

「今日は湊もいるし!」

陽菜がどや顔をした。

「いっぱい買っても大丈夫!」

「いつもも大丈夫やろ」

「今日はもっと大丈夫!」

手は四本。

自分一人で持つ日とは違う。

牛乳も。

お米も。

調味料も。

なんでも来いである。

「楽勝です!」

陽菜はカゴを手に意気揚々と歩き出した。

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