久我くんの過保護が止まらない!
靴を脱ぎ、買い物袋をどさりと床に置く。

「陽菜」

「ん?」

「冷蔵庫入れとくで」

湊が当然のように袋を持ち上げた。

「あ、助かる」

陽菜も当然のように頷く。

昔からの役割分担だった。

みんなで買い物をした日は陽菜が料理担当。

湊が荷物整理担当。

そして恒一は――

「食べる担当」

以前本人が胸を張ってそう言った結果、

「戦力外ってこと?

役立たずなの?」

と陽菜に真顔で返されたことがある。

以来あまり言わなくなった。

学習はしたらしい。

たぶん。

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