久我くんの過保護が止まらない!
冷蔵庫整理を終えた湊がやってきた。

「何?」

「つまみ食いしたい」

「だめ」

「.....あ、なんや。

まだ焼いてへんやん」

「そーだよ。

だからだめ~」

即却下だった。

湊は真顔で引き下がったが、諦めてはいない。

焼き始めたらまた来るのだ。

成型したタネをフライパンに並べる。

じゅうううう

いい音がした。

香ばしい匂いが広がる。

途端。

リビングにいたはずの湊が戻ってきた。

「戻って来るの早。」

「匂いした」

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