久我くんの過保護が止まらない!
即座に洗面所へ向かい、しばらくして戻ってくる。

テーブルの上に並び始めた料理を見るなり―――

「おぉ……!」

目を輝かせた。

「ハンバーグ!」

「そ。ハンバーグ」

「しかも大きい!」

「大っきいでしょ~!」

恒一は嬉しそうだった。

「今日はいい日だなぁ」

「仕事うまくいったの?」

「それもある」

恒一は笑った。

「でも一番は、二人が家にいることかな」

一瞬空気が静かになる。

その言葉に陽菜が少し照れくさそうに笑った。

湊は視線を逸らした。

「何言うてんねん」

「本心だぞ?」

「親父、そういうとこや」

「どういうとこだ」

「重いねん」

「ひどい!」

恒一がショックを受け、陽菜は吹き出した。

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