久我くんの過保護が止まらない!
いつもの家で過ごす、いつもの夕方。

学校では色々あった。

面倒なことも。

嫌なことも。

吐き気がするようなことも。

けれど。

こうして家に帰ってくれば。

少なくとも今だけは忘れられる。

フライパンの上で最後のハンバーグがじゅうっと音を立てた。

その匂いに誘われるように。

三人の腹がほぼ同時に鳴った。

「「「いただきまーす」」」

三人で手を合わせた。

早速ハンバーグを一口食べる。

「ん、うま。」

湊が手を止めることなく頬張っている。

「ありがと」

陽菜が嬉しそうに笑った。

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