久我くんの過保護が止まらない!
昔からだ。

陽菜はさも当たり前かのように入ってくる。

こっちの気も知らないで、無防備な姿を晒すのだ。

ノックするだけ、今日はまだマシと言ってもいいかもしれない。

「どしたん」

「んー」

陽菜は少し考えて言った。

「ホットミルク作ったけど、飲む?」

軽くマグカップを上げる。

「……子供ちゃうねんけど」

「知ってる」

陽菜は笑う。

「飲まない?」

断ろうと思った。

思ったのだが。

差し出されたマグカップから甘い匂いがした。

結局受け取る。

「...........さんきゅ。」

「どういたしまして」

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