久我くんの過保護が止まらない!
そして昼休み。

待ちに待った昼食の時間である。

「陽菜、お弁当見せてー」

「今日は何作ったの?」

「卵焼きー」

女子たちに囲まれながら、陽菜は自分の机でお弁当箱を広げていた。

すると、後ろから大きな影が落ちる。

見なくてもわかった。

次の瞬間。

ぽすっ、と頭の上に重みが乗った。

後ろから伸びてきた腕が自然に陽菜の肩の前へ回り、顎が頭の上に乗せられる。

「陽菜」

「重い」

「弁当」

「人の話聞いて」

「弁当」

「だから重いって」

文句を言いながらも陽菜は鞄から包みを取り出した。

湊は顎を乗せたままそれを受け取る。

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