久我くんの過保護が止まらない!
周囲は静まり返っていた。

「…………」

「…………」

「…………」

陽菜は気付かない。

湊も気付かない。

いや、正確には気付いているが気にしていない。

「今日肉団子入っとる?」

「入ってる」

「よし」

「何その確認」

「重要やろ」

そう言ってようやく顎が離れる。

湊は自分の席へ戻っていった。

残された女子たちは数秒固まったままだった。

最初に口を開いたのは陽菜の友人だった。

「……ねぇ」

「ん?」

「今の何?」

「今のって?」

< 22 / 157 >

この作品をシェア

pagetop