久我くんの過保護が止まらない!
陽菜は本気で意味がわからなかった。

「だって小さい頃からだし」

「小さい頃って何歳!?」

「えっと……小学生?」

「やめて」

「無理無理聞きたくない」

「もうこれ無差別殺人でしょ........」

女子たちは次々と机に突っ伏した。

離れた席では男子たちもざわついていた。

「あれセーフなのか?」

「アウトだろ」

「いや家族ならセーフ?」

「血繋がってないよな?」

「アウト寄りじゃね?

てかもうアウトでいいよ........。」

ひそひそ声が飛び交う。

けれど当の本人は―――

机で弁当を開きながら、

「お、卵焼き入っとる」

と機嫌良さそうに呟いていた。
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