久我くんの過保護が止まらない!
その顔を見た男子がぽつりと言う。

「なぁ」

「ん?」

「久我、今めっちゃ嬉しそうじゃね?」

「わかる」

「今が一番表情豊か説あるよな」

しかし本人は気付いていない。

気付いていたとしても認めないだろう。

そして、その様子を見ていた女子たちは確信していた。

(絶対好きじゃん)

(好きだよね)

(これで好きじゃなかったら何なの?)

ただ一人、陽菜だけが

(今日のお弁当反応良いなぁ)

なんてのんきなことを考えていた。

昼休みが終わり、午後の授業が始まる。

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