久我くんの過保護が止まらない!
「.........やっぱり、怒る?」

「....はぁ?なんでや」

「だって」

苦笑して渚は続けた。

「兄ちゃん、陽菜さんのこと大事にしてるから。」

「まぁ、家族やからな。」

けれど、その返事に渚は少しだけ眉を下げた。

「ほんとにそれだけ?」

「……。」

湊は答えなかった。

答えられなかった。

家族。

ずっとそう言い聞かせてきた。

陽菜は家族。

少し過保護だと思われるくらいに守るべき存在。

大切な、姉みたいな存在。

< 240 / 244 >

この作品をシェア

pagetop