久我くんの過保護が止まらない!
ものすごい勢いだった。

さながらバーゲン会場である。

だが当人の湊はというと。

机に肘をついたまま女子たちを見上げて一言。

「無理。」

即答だった。

「えっ」

「なんで!?」

「なんでって」

湊は心底不思議そうな顔をした。

「ペア組むだけやろ?」

「うん!」

「なら俺やなくてもええやん」

正論である。

だが女子たちは納得しない。

「でも!」

「せっかくだし!」

「一緒にやりたい!」

「なんで?」

純粋な疑問だった。

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