久我くんの過保護が止まらない!
教師がこちらを見た。

「そこー、ちゃんとやってるかー?」

「やってます!!」

陽菜が元気よく返事をする。

一方。

湊は教科書を閉じたままぼそりと呟いた。

「もう終わっとる」

「だから閉じない」

ぺしん。

陽菜に軽く教科書で頭を叩かれた。

周囲の女子たちは思った。

(久我くんにそんなことできるの陽菜だけだよね)

そして男子たちも思った。

(久我が羨ましい......)

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