久我くんの過保護が止まらない!
「大変だ!!大事件だよこれは!!!」

「嫌な予感しかしない」

「今日依頼人さんから高級プリン貰ったんだけど......」

「へぇ」

「途中で落としてきちゃったっぽい!!」

沈黙。

数秒後。

「……何個?」

陽菜が静かに聞く。

恒一は目を逸らした。

「六個」

「全部?」

「全部」

「紙袋ごとやん」

再び沈黙。

湊がそっと目を閉じる。

ああ、終わったな。

という顔だった。

陽菜は笑顔になった。

< 52 / 157 >

この作品をシェア

pagetop