久我くんの過保護が止まらない!
ふいに陽菜が聞いてくる。

「ん?」

「肉じゃが」

湊は少し考えた。

そして。

「うまい」

いつもの感想を口にする。

すると陽菜がじとっとした目を向けてきた。

「だから雑。」

「ほんまにうまいんやけど」

「ボキャブラリー増やして」

「難しい注文やな」

そう言うと、陽菜は呆れたように笑った。

その笑顔を見ながら。

湊も少しだけ口元を緩めた。

「ごちそうさま」

三人で手を合わせる。

食卓には綺麗になった皿が並んでいた。

肉じゃがもほとんど残っていない。

恒一はしっかりおかわりまでしていた。

「満足……」

幸せそうな顔でお茶を飲んでいる。

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