久我くんの過保護が止まらない!
翌朝。

一ノ瀬家の朝は今日も早かった。

「……よし」

陽菜は炊飯器の蓋を閉める。

味噌汁よし。

卵焼きよし。

ウインナーよし。

昨日の肉じゃがを少しアレンジした肉じゃがコロッケよし。

今日もお弁当は順調だった。

ちなみに三人分である。

「陽菜ぁ」

リビングから情けない声が聞こえた。

「何ー?」

「眼鏡どこー?」

陽菜は無言で天井を見上げた。

朝である。

まだ朝六時台である。

なのにもう始まった。

< 63 / 157 >

この作品をシェア

pagetop