久我くんの過保護が止まらない!
周囲の部員たちが吹き出す。

「終わったな部長」

「ご愁傷様」

「南無」

そして試合開始から数十秒後。

「面!!!」

ぱぁん!!

体育館に響く綺麗な打突音。

「一本!」

「早っ!」

部長が膝をついた。

体育館に爆笑が広がる。

「一分!?」

「記録更新では?」

「湊すごっ!」

陽菜も思わず笑ってしまう。

すると、その笑い声が聞こえたのだろう。

湊がちらりとこちらを見た。

< 94 / 157 >

この作品をシェア

pagetop