儚い君と恋をする。
顔が熱を持っていき赤くなる私は、恥ずかしさと怒りに怒り声をあげながらそこら辺にある物をポイポイと乱暴に投げつけた。
「うわっ!わ、悪かったって!!別にわざと見たわけじゃねーよっ、勝手にあいちまったんだよっ!!」
れいくんはさっきまで悪びれる様子もなかったのに、私の怒る姿に慌てだす。
言い訳をするように一生懸命に、手をぶんぶんと振って誤解だと私を説得しだした。
「人の部屋勝手に荒らして何言ってんのよーっ!何が誤解なのよっ!!」
「本当わるいって!すげぇ反省してるっ!すぐ片付ける!今すぐやるから怒んなってっ!!」
慌てたれいくんは力を込めると、ふわふわと浮く本たちが不思議な力によって本棚に戻っていく。