儚い君と恋をする。

EP2:友達と白い野花。


昨日は喧嘩をしたけど最後は笑いあった。


この街に引っ越してきてから友達のいない私には新鮮な1日だった。


朝起きて、今日も学校に行く準備をする私は、ベッドの上で退屈そうにしているれいくんに振り返る。


「ねぇ、れいくん」

「…なんだよ、今日もどーせ留守番だろ。部屋なら荒らさねぇよ……たぶん」


機嫌悪そうなれいくんに私はため息を吐くと、カバンを肩にかけた。


「…一緒に…くる?」

「えっ、まぢ?いーのか?」


不機嫌な顔が一瞬で吹き飛び嬉しそうにベッドから起き上がるれいくん。


本当は学校での私の姿は、あまり見られたくはなかったけど嬉しそうなれいくんを見るとまぁいいかって気持ちになった。

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