儚い君と恋をする。
EP3:お揃いのブレスレット。
─その日の夜
お母さんが寝静まったあとの私の部屋は昼間と違って静かだった。
ベッドの上でうつ伏せで寝転がり足をバタバタと揺らす私とフローリングでごろんと寝転ぶれいくん。
「…ねぇ、れいくん」
「…あ?なんだよ」
ごろんと転がるれいくんは、天井を見ながら気だるげに返事をする。
「れいくんって何歳なんだろーねー」
ふと気になってたことを口にしてみると、れいくんは視線だけを私にチラリと動かす。
「さぁな、わかんねー。自分の名前もなにしてたのかもわかんねーからな、年齢なんてわかるわけねーよ」
「そっかぁー、そうだよね。でもれいくんの制服は高校生だよねー、同い年かな?先輩かな?…それとも後輩だったりしてね…ふふふっ」
私は想像してクスクスと笑う。