儚い君と恋をする。
「おい…聞いてんのか?なんでそんな顔赤いんだよ、熱でもあんの?」
不思議そうな顔をしたれいくんは私に近づいて顔を覗き込もうとしてくる。
れいくんの綺麗な顔が近づいてくると、私は慌ててベッドのクッションに顔を埋めた。
「熱なんてないよっ!なんでもないっ」
「へぇー…つーか、夏休みなんもしねぇの?ずっと部屋にいても暇じゃねー?」
その言葉に私は数日前から誘おうと決めていたことを口にする。
「あ、あのね…今度ね、近くで夏祭りあるんだよ…?よかったら…一緒に行かない?」
周りから見たら一人で夏祭り来てる変な女かもしれないけど、それでも今の私は、大好きなれいくんとどうしても夏祭りに一緒に行きたかった。