儚い君と恋をする。
EP4:儚い君とのお別れ。
「うわぁっ…!!!!」
眠る私の隣でれいくんの悲鳴のような叫びが聞こえて、私は飛び起きた。
慌ててスタンドライトの光をつけると、れいくんは顔を真っ青にして、ベッドの上で荒い呼吸を繰り返していた。
「れ、れいくん?!どうしたの?なんかあった?!大丈夫?!」
「…はぁ…はぁ……なな…?」
冷や汗を流して青い顔をするれいくんは、酷くなにかに怯えているようだった。
「大丈夫…?なにか怖い夢でも見た…?」
私は心配でれいくんの左手を握りしめると顔を覗き込む。
れいくんと目が合うとハッとした顔をして目を見開き私を切なく愛しく見つめる。
れいくんの手は、私の手を痛いぐらいに握り締めてきた。