儚い君と恋をする。

その時のれいくんの顔はとても印象的だった。

いつも、ぶっきらぼうだったり明るく意地悪そうな顔をして楽しそうだったれいくんが初めて辛く苦しそうにしていて、その目は今にも泣き出しそうな…そんな感じだった。


そんなれいくんを見てると私の胸はザワザワと音を立てる。


「…れいくん……どうしたの…?」

「…あー…、わりぃなんでもねぇよ、変な夢見てびっくりしただけだ。心配すんな」


そう言ったれいくんは力なく笑っていた。
そんな顔に私は胸が締め付けられた。


れいくん…っ、本当に…どうしちゃったの?何かあった?

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