儚い君と恋をする。
体を起こして、部屋を見渡す。


目に入るのは、れいくんに「お前に似てる」と言われた人形や二人で集めた貝殻。
お出掛け先で買ったキーホルダー。
そしてたくさん二人で撮った写真たち。


昨日と変わらず綺麗に飾られているのに、れいくんだけは見当たらなかった。


いつも騒がしかった部屋は気味が悪いほどの静けさが漂っていた。胸の奥がざわざわと騒ぎ出す。


嫌な…予感が…する…っ!れいくん?!


ベッドから降りようとした時に、枕元に置かれた一枚の写真がポツンと置かれてることに気がついた。


その写真は、私がこの写真が一番お気に入りっ!てれいくんに笑顔で見せてた写真だった。

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